富士山速攻登山

今シーズン一番の登山日和が予想されたので、須走口5合目から富士山速攻登山をしてきました。

 

2年前までは吉田口0合目から、去年は富士宮口1合目から速攻登山をしてきましたが、2日前の夜中にふくらはぎが突然攣り前日まで少し痛みが残っていたので、今年は須走口5合目からの速攻登山にしました。

 

須走道の駅近くの乗換駐車場からの登山バスは5時30分が始発ですが、未だ1時間以上あるので他の登山客と二人でタクシーに乗り5合目に向かいました。

 

観光客や登山者であふれる吉田口5合目とは違う、静かな須走口5合目を5時少し前にスタートです。

 

早朝の爽やかな樹林帯の中をしばらく進み、古御岳神社前を通り標高を上げて行きます。

 

そして樹林帯を抜けると・・・

快晴の中、遥か彼方に頂上が見えました。

 

今日は暑くなりそうです。

午前中の早い時間に5合目に戻って来れるようにペースを上げて登ります。

吉田口からの登山道と合流した後は、登山者が一気に増えてきました。

 

丹沢方面には雲海が見え、三日月型をした山中湖の方向には親子のアヒルが居ました。

 

毎年行っている富士山速攻登山は体力トレーニングなので、頂上に到着するまでは休息は無しで水分や行動食は歩きながら補給します。

 

頂上までに多くの登山者を追い抜きましたが、一人だけ半袖半ズボンでウエストポーチだけのトレイルランナーに追い抜かれました。

 

 

順調に標高を上げて行き、コースタイムの半分近いタイムで頂上に到着。

 

ベンチに座り下界を見ながらのんびり行動食を食べた後に、下山準備のため靴を脱ごうとするとアクシデントが・・・突然太ももが痙攣し始めました。

マッサージで痙攣は収まりましたが、この先の下山が不安になります。

太ももの様子をみながらゆっくり走りながら下山しましたが、暫くするとまた痙攣しそうな感じがするので走るのは止めて速足で下山します。

 

須走口のお楽しみの「砂走り」に来ました。

ここは文字通りの砂場なので元気であれば走って下れるのですが、速足で下っても攣りそうになるのでゆっくり歩いて下りました。

なんとか樹林帯まで下ると、小さなクルマユリがひっそりと咲いていました。富士山でクルマユリを見るのは初めてです。

 

目標にしていた午前中の早い時間に5合目に戻って来ることは出来ませんでしたが、11時20分には戻って来れました。

 

今年の富士山速攻登山は、ランニングのパーソナルトレーニングで得た下りの走り方を富士山頂からの下りで実践する事を楽しみにしていましたが、足のアクシデントで確認出来ませんでした。

 

満足できる体力トレーニングにはなりませんでしたが、現在の体力は確認することは出来ました!

次の課題は痙攣の予防と対策です!