荒島岳

春になり道路の路面凍結も無くなりアプローチがし易くなったので、福井県にある荒島岳を登ってきました。

 

最近の暖かさで雪解けが進み、登山口のスキー場駐車場の雪も無くなっていました。

 

頂上までのコースタイムは3時間15分、天気は快晴ですが風が思ったより強いので、汗をかかないペースで土のゲレンデを登って行きます。

リフトの最高地点の少し手前から雪道になり、静かなブナ林の中を進んで行く「トトロの木」の看板がある大きなブナがありました。

ブナの幹の周りから雪解けし始め、春がゆっくり進んでいます。

1204M峰のピークをトラバースしてシャクナゲ平に出ると、展望が開けた場所が有り快晴の空の下に白山と別山が綺麗に見えました。

 

この先のもちが壁からは急登のやせ尾根になるので、ここからアイゼンを装着して慎重に登ります。

頂上近くなると眺望はいっきに広がり、振り返れば福井の大野盆地も見渡せました。

登山口から3時間弱で頂上に到着。

 

春の日溜まりの中のんびり休息するつもりでいましたが、風が強くて風よけになる場所も有りません。

眺望を楽しんだ後は即下山しました。

気温が上がり、スキー場近くの雪の斜面では足下の雪の下から水が流れる音が聞こえていました。

 

雪が消えた所では、蕗のとうが顔を出していました。